勝間和代 講演会紀伊國屋ホールにて その2


昨日の講演会での内容の要約と、感想を書いてみたいと思います。

まずは、来場していた観客について。

20台、30台くらいの若い人達ばかりだろうと予想していたら、意外とかなり年配の男女もかなりいて、これにはびっくりしました。

著書を読んだカツマーだけでなくて、TVを見て勝間さんに興味を持たれた方も大勢いるようなんですね。


幅広い年代の人が勝間さんを支持しているんだなあと知ることができました。

男女比も6:4くらいで、男性の方がやや多い感じだったかな。

ただ最近の本を読んだ人が、意外と少ないのにも驚きました。

勝間さんが今年の春から夏に出版された、6冊ほどの本を紹介するたびに

「読まれた方は?」

と聞いていましたが、本当にパラパラとしか手が上がらず、少ないと2,3人、多くても14,5人という感じでした。

(ちょうど真ん中あたりに座っていたので、私の前方の人しか見えませんでしたが)


400人が入るホールでしたが、満席というわけにはいかず、最後尾あたりは空席があるようでしたが、それでもほぼいっぱいの状況でした。

それでもこんなに読んでいる人が少ないもんなの〜というのが、驚きです。

みんな本を読まないんですね。

紀伊國屋にわざわざ来るほどの人達さえ本を読まないんじゃ、確かに出版業界は苦しいだろうなあ。



さて講演の中身について。

1.本を書くとはどういうことか

・本をかくようになったきっかけ

・売れるようになったきっかけ

・いまやるうとしていること

電子書籍についての雑感

最初に、ここ1年間はマスコミにかなり出まくっていて、本の出版はかなり少なくなっていたとの話です。

それは自分でマスコミについての、実験をしていたからだそうです。

TVなどにたくさん出演して気がついたのは、マスコミには実にたくさんのタブーがあるということだそうです。

雑誌は半分は広告で成り立っているし、TVはもちろん100%スポンサーのものだということです。

だからいろんな言いたいことも、駄目とは言われなくても言わせないような空気があるし、ボツにされてしまう企画も多いんだそうです。



それはなぜかというと、今の日本では既得権益のある人達に有利なように出来ていて、その人達に都合の悪い情報はタブー視されて、国民の目からは隠されているということだからだそうです。

「がっちりアカデミー」

なんかでも、先週は持ち家が得か、借家が得かというテーマで放送していましたが、こんなのでもいろいろ批判が来るんだそうです。

確かに勝間さんは以前から、家のローンは組むな、車は持つなという考えだったと思いますから、こんなこと言われたら、住宅メーカーも銀行も怒りますよねえ。

TVや大きなマスコミだと、たいしたことの無いように思えるような知識でも、人々に知らせたくないという圧力がかかってしまうので、だからこそある程度は自分の意見を自由に書ける本を書いているんだそうです。



講演って、すごく密度の濃い話が聞けるものなんですね。

TVだと勝間さんが出演していても、1時間のうち実際に発言されているシーンは5分とないんですもの。

ここまでの話でも、最初の10分も経っていません。

思い出しながら書いているけど、全部記録しようとしたら、やはり本1冊分ぐらいの長さになってしまうなあ。


続きはまた明日。

(覚えていられるかしら)









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ありがとうございました